人もをし 人も恨めし あぢきなく
世を思ふゆゑに もの思ふ身は
後鳥羽院(百人一首99)
(人をいとおしくも、恨めしくも思われる。思うようにならない
世の中に思い悩んでしまうのです。ものを思うわが身は)
作者は、鎌倉幕府の追討を命じ、挙兵をうながし「承久の変」を起こしました。しかし、東国武士団の圧倒的な武力の前に敗れ、隠岐島に流されます。この歌は、挙兵、9年前の作とされます。解釈においては、一般論として善悪に対する内省を歌ったとするものと、幕府に対する苦しい胸の内が、すでにこの時期にあったとする具体的な歴史における心境との説に分かれているようです。
院は隠岐で19年間を過ごし、時とともに静かな諦観に到達されたといわれます。ここでは一般論ではなく、敗北将軍の心情に思いをはせ、王朝時代が終焉し武家政治が台頭する時代にあって、しだいに敗北や挫折を受け入れていったものと解釈します。
タロットなら「ソード10」で挫折と放棄。サビアンなら「山羊座22度」で敗北を受け入れた将軍。易では「天水訟(てんすいしょう)」で望みを達成できず心憂うこと。敗北や挫折を受け入れることを通して内的な強さが試されます。
本日、2月3日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。
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