2017年2月17日金曜日

淡路島 かよう千鳥の 鳴く声に  いく夜寝覚めぬ 須磨の関守

淡路島 かよう千鳥の 鳴く声に
 いく夜寝覚めぬ 須磨の関守
         源 兼昌(百人一首78)

(淡路島から、通ってくる千鳥の鳴く声に
いく夜も目を覚ましてしまった、須磨の関守は)

 おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 だいたい『源氏物語』の「須磨の巻」を連想して、光源氏が政敵を逃れて、この地でわび住まいをした時の孤独に想をとって解釈することが定番のようです。『平家物語』のフィルターで、この歌を解釈するとまったく違った様相が見えてきます。淡路島と須磨といえば、瀬戸内海の明石海峡の両サイド。瀬戸内海の船舶交通の要衝です。須磨から内陸側の鉢伏山の麓には一の谷があり、義経の鵯越えの逆落としの現場でした。須磨の浜辺には源平の戦いの古戦場があり、須磨浦公園には「戦の浜」の碑があります。都落ちで平家の落人は、この関を西に向かい滅んだのです。千鳥の鳴き声には、戦乱に対する恐怖の響きが混ざり、その声が響くと追手への恐怖心で目を覚ましてしまう。そんな解釈もなりたちます。
そのような解釈からは、タロットでは「戦車」で光と闇の戦い。サビアンでは「山羊座5度」で攻撃性、戦の準備。易では「地水師(ちすいし)」で兵、軍隊。なにやら緊張感がましつつある状況。ノアの箱舟に乗り続けていたいものです。

 本日、2月17日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。

0 件のコメント:

コメントを投稿