2015年2月27日金曜日

フトマニタロット アハラ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、2月27日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
  どうもこれは高天原を描いた歌のようだ。「原」(はら)は「腹」(はら)に通じている。
 
▼2 アハラ          
あはら
あのはらは かみのあつまる
ひとのはら しつくにわざの
みちぞうみける         

アの原は 神の集まる
ヒトの腹 シツクニワザの
みちぞ生みける

高天原は、神が集う場所であり、
人の腹に、シツクニワザの
道によって生み出されている。
天界の高天「原」と人間界の人の「腹」。人の腹は、子宮であり、地上における創造の場でもある。天界からシツクニワザ(?)の道を通って万物が創造される。
「アヤマ」の宇宙創造につづいて、天界から地上への創造が展開されていく。高天原の、すがすがしい雰囲気も感じられる歌だ。


*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。

*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。
*3月1日第4回東京ヒーリングマーケットに出展します。
https://www.facebook.com/events/767208673367699/767218920033341/?notif_t=like

2015年2月25日水曜日

フトマニタロット スナワ


 おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、2月25日(水)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 唐突ですが、アメリカの心理学者にマズローという人がいます。人間性心理学からトランスパーソナル心理学の基礎を築いた人ですけれど、その思想の特徴のひとつに、人間の「欲望」を成長の原動力としてとらえて肯定的に位置づけました。そんなことを想起させる歌です。
 
▼112スナワ         
すなわ
すのなわこ うむたまのをの   
ほしなれは あめのまつりも   
ほしやうむらん         

スの縄子 産む玉の緒の
欲しなれば 天の政(祭)も
欲しや産むらん

為しゆこうとする心の働き(ス)のタマとシヰが縄われて(ナワ)できたた子(コ)を産む玉の緒の
欲望なのであれば、天の政治(祭)も
この根源的な欲望に基づき生み出され、構成されるだろう
「欲し(欲望)」は、人の基本的で、本来的、根源的な構成物のひとつである。政治、経済、社会、文化、芸術、芸能、生活であれ、この「欲し」をバネにした効果を発揮する仕組みを考えよう。
*「ナワコ」のコは、点2つ入り、豊かに肥えるのコ、子を意味する特殊文字。
*「タマノヲ」のヲは、メには見えないつながりのヲを意味する特殊文字。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。

*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。
*3月1日第4回東京ヒーリングマーケットに出展します。
https://www.facebook.com/events/767208673367699/767218920033341/?notif_t=like

2015年2月24日火曜日

『ふとまに』――――ガイド:1

 いわゆる偽書、あるいは古史古伝とされる一連の書物がある。その中でも異彩を放つものに、古代ヲシテ文字によって記された文献がある。私はその中に、『ふとまに』と題する128首の和歌集をみつけた。
 この歌集の内容は、当初、私には皆目わからなかった。ヲシテ文字の文字面に不可思議な魅力を感じたが、その内容を読み解くことはまったくできなかった。しかし、私はその「和歌集」をすでに知っているという感触を、自分の心の奥底に認めていた。ユングの言うところの「元型」ではないか? それを解くために、その解読をするために、すでに幾年も私はさまよい歩いてきた。
 かつて学者たちが「アラヤシキ」と名づけられたり、あるいは神秘家たちが「アカシック」と名づけた、あの領域が、ここに示されているのではないか? そのようなものが、ここに秘め隠されてきたのではないだろうか?
 さて、まずここで、私の把握したところのこの「元型」について簡略に描き出したいと思う。ところで私は学者として語るわけにはいかないといういささか困った立場にある。むしろ、「1日で東京のすべてを」観光せねばならない鳩バスのガイドにでもなったような気がする。
 ほんのわずかな時間で読者のみなさんにこの元型についての概観を手に入れていただかなけれならない。その上で、この元型に対する態度を決定していただこうと思うからである。
 それでは鳥居をくぐって神域に入ってみようではないか!
 さて、しかし、読者のみなさんが、すみやかに清々しい聖域を見出だそうとするのであれば、まずは手ひどい失望を与えることになるだろう。なんという混乱、無秩序、驚くべき厚さで繁茂した雑木のジャングル! 一面の雑草、はびこる草に覆われた小道は、ほとんど見分けがつかない。造園のもとになった設計は、ほとんど過日の面影とてない。
 ここで私たちの課題が何であるかを考えるなら、おびただしい草木と根の塊を取り除くことを提案する人もいるだろう。いや、ブルトーザーを導入して、一気呵成に、合理的かつ短時間で、整地作業を果たした方がいいと提案する人もいるだろう。
 国粋主義者であれば、この庭に紛れ込んだ諸外国の影響を排外主義的に浄化しようとし、とりわけ日本の気候に合わない植物を、異物として、土着種ではないものとして、引き抜こうとするだろう。あるいは熊手をとって道をすっかり掃いて歩き、敷地の概要を定めようとする者もいるだろう。
 もう、すでにユングが言ったように、人類の「普遍的」な元型が問題なのだから。いまさら「特殊な」元型に向かい合う必要などないのだと・・・・・。
 以上のような提案は、いずれももっともな理由があるが、問題の的を射当ててはいない。藪の間の小さな空地に、すこし座ってみようではないか。ここにはせり、なずな、はこべや、ありとあらゆる春の草がびっしりと生えている。耳をすましてみよう。ありふれた野草や花、無秩序な茂みは、私たちに何を告げようとしているのか? しばらく耳を傾けていれば、彼らが語りはじめるのが、その秘密をそっと打ち明けてくれるのが、聞こえてくる。(つづく)

2015年2月20日金曜日

第4回東京ヒーリングマーケットに出展します。

だんだん、恒例の行事になってきた感のある東京ヒーリングマーケット。
今回も、充実した出展者さんたちが集まってくる。
入場料は無料。なんとなくぶらぶらしているだけで、きっと何かが起こる。
休日だし、お散歩がてらいらしてみてはどうでしょう。
後楽園の黄色いビル(場外馬券売り場)の道路を挟んで反対側だよ。
当たり馬券は占いませんけど、ラッキーナンバーなら占いますよ。
ついでに一攫千金を夢見てみるのもいいかもね?


 【イベント名】第4回東京ヒーリングマーケット
【開催日時】2015年3月1日(日)10:30~18:00
【開催場所】東京都文京区後楽1-2-8
      後楽一丁目ビル3F・4F
      ※ビル1階の飲食店「刀削麺」が目印です。
      JR総武線「水道橋」駅徒歩2分 
      都営三田線「水道橋」駅徒歩4分
【入場料】無料
【ホームページ】 http://tokyo-healing-market.jimdo.com/





このビルを入ってエレベーターで3階と4階が会場。















よろしくね。待ってます。
予約をご希望の方は電話、メール等で連絡ください。30分単位にてお願いします。

フトマニタロット イチリ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、2月20日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 いつの世も争いごとは、なかなか絶えません。しいては武力による衝突にまで発展することあります。異なる主張をどのように調停していったらいいのか・・・。 
 
▼20  イチリ         
いちり
いのちりの あらそうみつの   
くにのこと きみがひらべに   
ひきやちるらん         

意の散りの 争う三つの
国のこと 君が平皿に
引き矢散るらん

心が乱れること。三つの国の争い事に対して、君が真心を込めて平等に裁定することで、引いた矢も散り、争いも解消した。
「イ」(心)の「チリ」(散り散り)には、素朴な平皿の真心で対応すること。引かれなんとする対立した弓も、溶かしてしまう。
実際の国同士の争いごとの場合も、内面的な葛藤においても、超越した観点から平等に裁定することで対立も調停できる。
*「ミツノ」の「ミ」は3を意味する特殊文字。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。

*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。
*3月1日第4回東京ヒーリングマーケットに出展します。
https://www.facebook.com/events/767208673367699/767218920033341/?notif_t=like

2015年2月18日水曜日

フトマニタロット モハラ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、2月18日(水)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 犯罪が根絶される社会になれば、それはいいのですけれど、なかなかそうもいきません。となると、一定の抑止力は必要なものといえるでしょう。古代においては「矛」が、そういった抑止力の象徴だったようです。

▼066モハラ          
もはら
ものはらの ほこにもとつき   
やわらきて よこもすなほに   
なかれゆくなり         

モの祓の 矛に基づき
和らぎて ヨコも素直に
流れゆくなり

も(魔)を祓うことの 矛に基づいて
和らげることで 邪(よこしま)な者も素直に
流れるようになった

邪まな犯罪者を処罰したり、何かにつけてマイナス志向に走る人を威嚇すること。そのためには矛に象徴される強制力がいる。それによって素直にすることで、世の中の流れがよくなっていく。

警察や軍隊を必要としない社会は、確かに理想です。しかし、古代も、現代も、犯罪を処罰しなければ蔓延してしまうでしょうね。軍隊を一切持たずに平和を維持できる世界の情勢ではありません。矛に象徴される強制力は、法、ルールなども含まれるでしょう。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。

*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。
*3月1日第4回東京ヒーリングマーケットに出展します。
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2015年2月17日火曜日

ヒョウ柄とパワーアニマル 大阪のおばちゃんとドン・ファンの教え―― 2

「ヒョウ柄を着るとパワーが出るんや!」
「負けたくないから着るんや!」
 全員、ヒョウ柄をまとった大阪のおばちゃんのラップグループ”オバチャ~ン”のメンバーが、次々と答えている。
 NHKのテレビ番組『ゆうどき』を見ていたら、そんなシーンに出くわしたのである。あわててビデオの録画ボタンをぼくは押していた。
「”ヒョウ柄”の謎に迫る~大阪~ なぜ、大阪はヒョウ柄が好きな女性が多いのか?」
 大阪のおばちゃんについて考えていたぼくには、思わぬタイミングで放送された番組だった。
  簡単に番組の内容を紹介しておこう。オバチャーンと新世界のヒョウ柄専門店の紹介につづいて、いつ頃から大阪にヒョウ柄ファッションが根付いたのか、番組では探っていく。
 昭和28年にフランス、パリにわたりクリスチャン・ディオールのもとで服飾を学び、帰国後、大阪で服飾学院を創設した上田安子さんという人物を番組では探り当て、紹介する。当時、ディオールがデザインした服の中にヒョウ柄があった。上田安子さんは、大阪にこれを持ち込んだところ、大阪の女性に受けいれられ、定着したというのだ。
「なぜ、大阪だけにヒョウ柄が定着したのか?」。番組では、さらに追求していくのだが、その辺りになると、ちょっと首をかしげてしまう。
 商人の町の豊かさや派手好きなどをあげ、豊富秀吉にその原因を求めるという展開になっていったのである。それでは「ヒョウ柄」が、なぜ好まれるのかの説明にはなっていない。
 そこで僕が提出したいのが、ドン・ファンの教えから導かれる仮説だ。
 履歴を消し、呪術師への階梯を昇ると、通常の概念の世界を脱して、あるがままの世界に触れられるようになる。次に呪術師は「盟友」との絆を結ぶことになる。この盟友はパワーアニマルと呼ばれる。狼、バッファロー、イーグルなど、呪術師の性格や求める力に応じて絆を結ぶ動物がいるのだ。
 もうお分かりだろう。大阪のおばちゃんは、呪術師のパワーアニマルとして”ヒョウ”を選んだのである。だからヒョウ柄を身にまとうことで、冒頭の証言に見られるパワーを得ているのだ。
 大阪のおばちゃんは呪術師であり、パワーアニマルとしてヒョウを選んだ。だからヒョウ柄を着るのだ。これがぼくの提出したい仮説なのである。

2015年2月13日金曜日

フトマニタロット イキニ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、2月13日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 民主主義を金科玉条のように押し付けるのは、どうかと思います。左右ばかりか、東西南北に分裂し、憎しみを増大することもありますからね。議論をつくし、最後はリーダーが決断する。そんなシステムもあることを伝える歌です。

▼19  イキニ         
いきに
いのきにの きつさにとみの   
あらそひも つさをはやめて   
きにやにくらん         

いの東(き)にの 東(き)西(つ)南(さ)の臣の
争いも 西南を央(を)は止めて
東に 屋に来らん

いの一番は東(き)の曙光だ。東(き)、西(つ)、南(さ)と臣が
争ってたときに 西と南を中央が止めると、
東の屋根に曙が昇って来る。

臣が違う方向を主張して言い争うと、すべての人が当惑してしまう。結果を早く出したい西と南に対して、中央がその主張を拒否したところ、いの一番の東に曙が昇り、望みを持てるようになる。民主的な議事に加えて、中央の決断やリーダシップが問題を解決する。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。

*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。
*3月1日第4回東京ヒーリングマーケットに出展します。
https://www.facebook.com/events/767208673367699/767218920033341/?notif_t=like

2015年2月11日水曜日

フトマニタロット ヘヌウ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、2月11日(水)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 まあ、人間のやることだから100パーセント完璧とはいきませんけど、激動の国際政治の中で、現政権はけっこうがんばってる。国民とのあいだにも、おおむね信頼関係がありますよね。本日のフトマニは、そういった信頼の大切さを歌っています。

▼053ヘヌウ          
へぬう
へにぬうは まつりとるみの   
むらさきそ いさめつくせは   
たみぞぬいける         

ヘに縫うは 政(祭)とる身の
むらさきそ 諌めつくせば
民ぞ縫いける

土台となっている人々(へ)が縫う(社会を縫い上げていくということ)は、政治(祭り)の執行者が、むら(群)さき(先)となり、意識を覚醒させることで、民は率先して社会を構築していく。
政治(祭)の執行者と国民のあいだが、その根底においてヲヲヤケの精神で結ばれ、信頼関係があること。そして、中央の執行者が先見の明をもって人々の意識を目覚めさえること。それによって人々は自主的に社会を形成する。
ムラサキは「紫」とも関係しそうだが不明。国家と国民の間の信頼が漂うことが大切。先見性と信頼、そして自主性。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。

*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。
*3月1日第4回東京ヒーリングマーケットに出展します。
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2015年2月9日月曜日

大阪のおばちゃんとドン・ファンの教え


「あんたどっちが欲しいの? どっちでもできるわよ」
「えっ! ああ、では消費税反対ってことで?」
「そりゃ、こんなデフレ経済の中で増税したら・・・ぺらぺらぺら・・・」
「じゃあ、賛成では?」
「あんたなあ、国の借金が1000兆円を越えて、社会保障費が・・・・ぺらぺらぺら・・・」
 見事にどちらも語りつくしてくれる。
 消費税の8パーセント増税前に論議の盛んなころ、テレビを見ていたら大阪の街頭で、おばちゃんにマイクを向けたシーンだ。
 記者の顔をにらんだ大阪のおばちゃんは、にやにやと笑っている。
「このおばちゃんのアイデンティティはどうなってるんだろう?」。
 大阪のおばちゃんには感心させられる。なにがって、ドン・ファンの言う「履歴を消す」を実現しているからだ。
 カルロス・カスタネダの”ドン・ファン”シリーズは、ニューエイジや精神世界のバイブルのひとつで、日本でもよく読まれているので説明はいらないだろう。ヤキ・インディアンの呪術師の世界を描いていた。そして、呪術師への階梯における第一の課題が「履歴を消す」だった。
 ふつう、人は社会的な履歴にしばられている。職業、階級、学歴,、資産、経歴などによって構成される履歴だ。そして、履歴と人格、アイデンティティが一体化している。
 消費税の賛成、反対も、そういった履歴=人格に縛られた反応をするのがふつうだ。ところが、大阪のおばちゃんは、そんなものを微塵も感じさせない。
 大阪のおばちゃんは、まぎれもなく大阪のおばちゃんなのだが、大阪のおばちゃんの履歴をうかがい知ることができないのである。まぎれもなく呪術師の第一の課題をクリアーしている。
「履歴を消」せるのは、概念では生きてないからだ。近代の文明人は、教育(調教)された人格者である。それぞれの履歴に見あった人格で生きている。その分、概念のフィルターがかかっているので、エネルギーをあるがままに見ることができない。
 呪術師になるには、文明人の概念のフィルターを外すことが求められる。古代人のように、あるがままの自然にふれるためだ。
 大阪のおばちゃんは、ドン・ファンに教えられることもなく、履歴や概念では生きていないのである。しかもすごいことは、「概念」を自由自在に使いこなしているということだ。          
「呪術師」というと前近代の蒙昧な存在と思われるかもしれない。文明人でなけば概念操作はできないと。しかし、大阪のおばちゃんは、呪術師であり、かつ概念操作にも長けているのである。
 大阪のおばちゃんはポストモダンを実現しているのだ。だから大阪のおばちゃんは、すごい。恐るべしなのである。

2015年2月6日金曜日

フトマニタロット アヤマ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、2月6日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 まるで現代物理学が説く宇宙誕生の描写を髣髴とさせます。本日の歌は、『ふとまに』128首の第1首目「あやま」です。

▼1 アヤマ          
あやま
あのやまの なかうつろゐが    
あわのすな こほしのゑなの    
むねぞあみける         

アの山の 中 ウツロヰが
アワの砂 九星の胞衣の
ムネぞあみける

アが響き山となる そのなかにウツロヰがあり
アワの砂をそそぐと 九星の胞衣の
棟を形成する

ウツホ(空間)に、原初の音アが響き、空間に歪みが生じ、凝縮が起こりヤマとなる。その山のなかのウツロヰ(空間)にア(時計回り)とワ(反時計回り)の砂(元素)がそそがれると、8つの星(トホカミエイタメ)が生まれる。中央のアウワの星と合計9つの星が、胞衣(創造の着床)となり、創造の空間である棟(むね)を形成する。
フトマニの最初の歌は宇宙創造の様子を伝えている。すべてがここから始まる。
これだけの説明では、なんのことやら分からないかもしれませんね。本格的に説明しだすと、この歌だけでも1冊の本が書けそうです。とりあえず、紹介まででということで。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。

*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。

2015年2月4日水曜日

フトマニタロット ヘムク

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、2月4日(水)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 一頃、「家電、三種の神器」などという言い方が流行りました。さて、現代の新三種の神器は何になるのでしょうかね? この歌では、もちろん、本来の意味で使われています。

▼054ヘムク          
へむく
へのむくは みくさたからに   
さかしりて たみもみなみに   
むくぞとうとき         

ヘの向くは 三種宝に
さかしりて 民も南に
向くぞ尊き

へ(国民)の向かう方向は、三種の神器に
沿っていくことで、民も南を
向くことこそ、尊いことだ。

「へむく」は国民が向かってい方向、三種の神器(八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣)がそろうことで示されるヲヲヤケの精神にそっていくことだ。それにより多くの国民が豊かさを実現する南の方向を一丸となって向くことができる。そのようなことが尊いことで、それにより、三種の神器の尊さがさらに増していく。
国家運営がこのような精神で行われることで、国民は自らの現実や現場に傾注できる。そして、つぎつぎと好循環が生み出されていく。そのための条件をそろえることが大事ということだ。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。

*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。

2015年2月3日火曜日

小林秀雄、ユリ・ゲラー、クリシュナムルティ

 文芸評論家の小林秀雄といえば、ぼくも文学青年だったので、新潮社の全集を昔、読んだ記憶がある。
 (小林秀雄が)娘から「何だかちっともわからない」と国語の試験問題を見せられ、「こんな悪文、わかりませんとこたえておけばいい」と言い放ったところ、「でも、これお父さんの本からとったんだって」
 よく引かれる笑い話だが、意外とユーモアのある江戸っ子で、講演も、時には落語家みたいな話しぶりになる。
 そういえば念力スプーン曲げのユリ・ゲラーについて語っていたはずだ。調べてみたら、1974年8月に九州で行った講演会の録音がニコニコ動画にあがっていた。友人の娘がスプーン曲げをしたと報告。「あんなこと(念力のこと)」は、小林の学生時代にもはやったことで、「当たり前だ」。それよりも、そういった現象をシニカルにしかとらえない、ジャーナリズムやインテリに対して、「非常に浅薄だ」と批評しているところが面白かった。
 ついで彼の友人だった作家の今日出海の話もでた。兄の今東光がゲラーのスプーン曲げテレビ番組の立会人で出ていたこともある。そして、二人の父の武平が、ジッドゥ・クリシュナムルティとの親交の深い人物で、神智学協会の紹介者だったことまで話しているではないか。
”へえ、そうだったのか! クリシュナムルティを小林秀雄が学生時代に読んでいたのか・・・・” 思わぬ発見に、僕は耳を疑って、その部分を聞き返した。
「ああいうことは、大学に入る前に流行った」と述べ、子供にはああいう能力はある。しかし、ゲラーみたいに商売にしていると、そのうち無くなるだろうねと、妙な心配までしている。
 講演の内容はお得意のベルグソンによる神霊学の擁護から、本居宣長の古事記研究へと展開するもので、僕には、とても興味深いものだった。やはり、さすがである。
 科学や学問の限界を明確にしたうえで、じゃあ、どう学問していったらいいのか、特に歴史にどうむかいあうか、なかなか面白い内容だった。
 なんで小林秀雄かって? ん、坂口安吾とね、この二人が最近、気になるんだよね。

●小林秀雄講演:ニコニコ動画
信ずることと考えること【前編】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19213157