長からむ 心も知らず 黒髪の
乱れて今朝は ものをこそ思へ
待賢門院堀河 『百人一首』から
(末永く心変わりしないというあなたの言葉が信じられないので
今朝は乱れたこの黒髪のように 心乱れて思い悩んでいます)
「黒髪の乱れ」のあたりから、百人一首の中でも最もエロティックな恋歌と評されている歌。作者は崇徳院上皇の母親。息子は策謀に巻き込まれ、天皇を退位しました。その時、彼女も出家しています。数年前のNHK大河ドラマ『平清盛』でも、崇徳院のすさまじい怨念が描かれていました。そんな歴史に思いをはせると、素直にそのまま読めません。「今朝」や「黒髪」も違った意味を隠しているのではないのか? 歌の解釈においても、思い悩む世界に引き込まれます。疑い、思い悩むどす黒い世界です。タロットなら「悪魔」、易なら「水雷屯」、サビアンなら「蠍座29度 存在の悲しみ」といったあたり。容易に抜け出せません。いきなり魂の極北です。ここはじっとがまんして、時の経過にゆだねるしかありません。苦し紛れの悪ふざけはいけません。冬至も過ぎ、日はすこしずつ伸びます。
本日、1月5日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。
0 件のコメント:
コメントを投稿