2017年1月13日金曜日

今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな

 おはようございます。本日もよろしくお願いします。

今来むと いひしばかりに 長月の
   有明の月を 待ち出でつるかな
             素性法師(百人一首21)

(今すぐに参ると言うので、何か月も観想しましたが
明け方の月が出てきてしまいました)

 彼氏を待つ長い夜の女心を歌ったと通説は解釈するのですが、それだと作者の坊主が女心を歌ったことになり気持ち悪い。思いっきり角度を変えます。「長月」を定家は「何か月も」と解釈しています。ならば坊主らしく山寺にこもった閑居の孤独がテーマ(こういう解釈をする研究者もいます)。

 作者の宗派は不明ですが、平安時代の仏教は密教が主流。瞑想法の初歩に月輪観(月の瞑想)があります。心の中に月をリアルにイメージします。「今すぐに(月)が参る」と言われたのですが、一向にイメージできない。何か月も修行を続け、月が心の中に出てくるのを待っていたのですが、出てこずに、出てきたのは「有明の月(明け方の月)」だった!

 タロットなら「月」で(霊的)予感。サビアンなら「蠍座8度」で月と霊的静謐、あるいは「蟹座22度」の待ち望むこと。易なら「水天需(すいてんじゅ)」でひたすら待つこと。「待てば海路の日和あり」です。

 本日、1月12日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。

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