2015年10月7日水曜日

映画ノート『インヒアレント・ヴァイス』

映画『インヒアレント・ヴァイス』を見た。レンタルショップの新作コーナーにあった作品だ。トマス・ピンチョン原作、70年代のLAを舞台に時代に取り残されたヒッピー探偵が主人公という解説文にひかれて、暇つぶしに借りたものだった。
 昔のフランス文芸映画みたいな、なんだか雰囲気はあるのだけれど、話の展開が早くて、筋が読めず、なにが言いたいのか、さっぱりわからない作品だった。
 しかし、どうもいろいろと象徴的で、意味ありげな展開に興味をそそられる。バックに流れる音楽の趣味はよくて、70年代の雰囲気はよく伝わり、居心地のいい映画ではあった。
 理解できないまま、ショップに返却するのが、くやしくて、3回、繰り返して、鑑賞。やっと筋が見えてくる。こんな気にさせてくれる映画も久しぶりかもしれない。けれど、まだ、最終的に、なにが言いたいのか、理解できてはいない。
 たとえば、映画タイトルの『インヒアレント・ヴァイス』という言葉、作中で、何度も定義されなおすのだ。
 保険関係の専門用語だったり、インディアンの聖地名、麻薬シンジケートの名称、エトセトラと、ほのめかされて、どうにもややっこしい。
 そんな謎解きに興味をそそられるような、かなりの暇人なら、この映画、面白く鑑賞できるかもしれない。これではお勧めなのか、警告なのかも、分からなくなりますよね。というところで、ここらで止めておこう。
 やっぱり、今晩、この映画を、またレンタルショップに借りに行く自分を発見するような気がする。やっぱりカタカナ文化にひかれてしまうのだな。

映画『インヒアレント・ヴァイス』オフィシャル

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