2015年4月10日金曜日

フトマニタロット スツル

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、4月10日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 さすがに霜柱は立たないでしょうが、冬に逆戻りの寒さが戻ってきそうですね。暖かさと冷たさが、地面の下で争っているようです。

▼110スツル         
すつる
すのつるの ひとをはしもに   
めくりきて みつのねがひの   
はるやきぬらん         

スのツルの 一ヲ白霜に
巡りきて 三つの願いの
春やきぬらん

広がり(ス)初め(ツル)の、一つの暖かい棒(ヲ)の白い霜の季節に
巡ってきて、三つの(暖かい棒)が地面の中にあって、願っている
春がやってくる。

古代において、季節の巡りは、「メ」と「ヲ」のそれぞれ4つの棒に比喩されていた。「メ」は冷たい棒、「ヲ」は暖かい棒を意味する。「メ」の棒が4本たつと冬がきわまる。「メ」が1本地下に潜ると春に向かう。そして、地下にあった四本の「ヲ」の棒のうち一本が地上に立つと春が始まる。初春は、まだ、残りの三本は地下にあるが、春が広がりはじまる。
この柱の喩えと「白い霜」は、「霜柱」を連想させる。暖かい棒が1本立つと、霜の季節が終わり、春に向かい始めるようだ。
春が巡り来て、新たな物事を始める、第一歩の時期。何事も前向きに、積極的に進めていく時期。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。

2015年4月8日水曜日

フトマニタロット スヰサ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、4月8日(水)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 入学式、入社式も終わり、いよいよ新年度がスタート。新しい事業や取り組みも始まります。

▼111スヰサ         
すゐさ
すのゐさは きりそめのきお   
なかはしら かみはかしきの   
ゆうにゐさめて         

スの諌めは 切り初めの木を
中柱 神は赤白黄の
ユフに諌めて

為すこと(ス)の諌めは、切り初めの木を
中柱にして、赤白黄の
ユフ(木の樹脂)のニキテ(幣[ぬさ])に神(アメミヲヤ)を祭って清めなさい

周囲に影響を及ぼす何事かことをはじめるにあたっては、まず、清めの儀式を行うとよい。たとえば宮殿を建てるなら、建材にする最初の木(切りそめの木)を「中柱」として、「赤白黄のユフ」の幣で、「ヰ・サメ(諌め)」の清めの行事、儀式を行うとよい。創造神「アメミヲヤ」からの了承を得ておけば、物事はスムーズに運ぶ。「赤白黄のユフ」は、冬の黄色の上に、春の白を重ね、さらに秋の赤を重ねたもの。紙が普及する以前は、木の樹皮や布が用いられていたようだ。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。

2015年4月7日火曜日

「世界神秘学事典」  ぼくの編集の師匠の驚嘆すべき事典

「フーファッ、フーファッ」と激しい息づかいが聞こえてくる。アダルト映画の撮影をしているわけではない。リバーシングという意図的に過呼吸を行う瞑想法を行っているのだ。
「さすがに『メディテーション』(平河出版)の編集長だ」と言うべきか・・・?
 1977年に創刊された精神世界の専門誌としては先駆的な雑誌『メディテーション』の三澤豊編集長が襖(ふすま)を締め切った茶室に一人こもっているのだ。サブカルチャーのひとつの潮流を"精神世界"というコピーで括り、登場してきた雑誌だ。横尾忠則の表紙に、瞑想、インド、曼荼羅、精神世界の本といった特集タイトルが並び、当時、新宿の紀伊国屋書店などで、特集と連動したブックフェアーが開催されていた。
 実は、ぼくもこの雑誌の付録だった曼荼羅ポスターを、部屋の壁に張った読者の一人だった。だから編集長が瞑想するのは、一様は、無理なく受け入れた。
 そして、1982年には、経緯ははぶくとして、株式会社C+Fコミュニケーションズで、三澤豊編集長のもと、ぼくは仕事をすることになった。すでに雑誌は出なくなっていたが、『世界神秘学事典』(荒俣宏監修 平河出版 1981年刊)などが出ており、当然、ぼくの本棚に、この驚くべき事典も並んでいた。これも三澤豊編集長の仕事だった。
 C+Fは、杉並の住宅街にまぎれた茶室も備えた民家が仕事場だった。2階の編集室を抜けて、1階の茶室で三澤編集長は、リバーシングを実践していたのである。やっぱり、「この人、大丈夫かな?」とぼくは内心でつぶやいていた。
 三つ揃えスーツでダンディーに決めてはいるけれど、30代にして若ハゲで、髭面。時々、ロン毛のカツラをかぶってくるし、「極論すると」と「まごころ」がキーワードの、この人の話は、ちょっとちぐはぐで、何を考えているのかよく分からない。
 編集者という人種は、おかしな性格の人が多いからな・・・、きっと周囲からはぼくも同じように思われているかな・・・。
 いや、いや、そんなことはどうでもいいのだ。ここでとりあげたいのは『世界神秘学事典』なのである。
 今、読みかえしてみても、なかなか貴重な1冊だ。なにやら最近もよくテレビに出てくる、あの荒俣宏氏が30代にして、この大著の7割は書いている。その博識ぶりは、やはり驚嘆に値する。目に付いた一節を引用してみよう。
「・・・(D.H)ロレンスはいう――太陽の光のエネルギー、月の磁力、そして星から降ってくる波動が人間の脳と神経の繊維1本1本に捉えられ、そこを流れて人間の反応をうながす。物を見、感じ、想い、魅かれるといった不思議な人間の行為は、極言すれば星々の支配下にあるのだ、と。おそらく人間の本質的な不幸と孤独とは、文明の進展にともなってこの宇宙との交感を捨てていったことに基因するのだ。愛という概念も、宗教という概念も、しょせんこの失われた〈交感〉の代替物でしかない。だからロレンスは次のように問うのである――現代人は愛しえるのか、と」
 こんな素敵なフレーズを読むことができる辞典なのである。しかも、東洋、西洋の神秘学関連の事象がすべて織り込まれているといっても過言ではない。
 東洋と日本を担当している国学院大学の水神祥なる人物。実は、あの鎌田東二氏なのである。Wikipedia をみると84年にこの名前で小説を書いているが、81年の本書のほうが早い。こちらが実質的なデビュー作なのではないか? 
 この二人が、主要な執筆者となって、心血を注いでいたといえば、今でも、この事典が十分に気になるものになるだろう。
 実際、近年、復刻版出版の試みもあったようだが、なぜか実現していない。
 いずれにしても、大変な事典であることは確かで、『ほつまつたえ』や『ふとまに』についても、すでに概要が示されているから、驚きだ。
 こんな大変な仕事をしたら、ちょっとばかり怪しげになったり、頭が薄くなっても仕方ないだろうなと、改めて実感してしまう。
 ぼくの編集の師匠である三澤豊編集長とは、しばらくお付き合いがなかったのだが、数ヶ月前に、FB上で再会することができた。相変わらずの風貌で、カツラをかぶってはいなかった。この事典、ぜひとも復刻してもらいたい1冊である(ぼくは隠し持ってるけどね)。古書市場で見つけたら、ちょっとプレミアがついていても買って損は無いこと請け合いだ。
 

2015年4月3日金曜日

フトマニタロット モムク

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、4月3日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
「フランス乞食」、個人主義の成れの果て。そんな風にはなりたくないものです。

▼070モムク          
もむく
もにむくは やまとふもとの   
かたちより こころはなれて   
たからむなしき         

モに向くは 山と麓の
形より 心離れて
宝空しき

も(利益)に向かうのは 山と麓の
形より 心が離れて
宝が空しくなる

目先の利益に向かうのは、山と麓の形、つまり、ひとつの全体から心が離れてしまうからである。宝が得られても、浮草のあぶく銭のように空しいものになってしまう。
ヲシテ研究者の池田満氏は、ここで「モムク」と「トムク」の違いを考えてみようと提案する。「トのヲシテ」の精神(「ト」のヲシテ文字の形が示していること)は、公の精神に基づく相互互恵の関係だという。国という形の中で、相互に協力しあうことで、それは生まれる。個人的な利益や目先の利益を追うことでは、実現できない。宝は人々に行き渡ってこそ、意義がある。そのためには一人ひとりが全体を考え、寄与すること。それが合わさることで、相互互恵関係がさらに増していく。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。

2015年4月2日木曜日

フトマニタロット アキニ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、4月2日(木)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 いよいよ春本番。年度も変り、いろいろと一新される時期。過去のこだわりからも解放される季節です。

▼ 3 アキニ          
あきに
あきにとは こちにひもとけ   
つみのがる つぐみこころの   
はるぞきにける         

天(ア)来にとは 東風(こち)に氷(ひ)も溶け
罪逃がる 噤み心の
春ぞ来にける

天下の一新とは、東風が吹いて氷も溶ける季節のことで、
過去の罪を払い、鬱屈した心にも、
春がやってくる時期だ。

いよいよ春本番。天下に一新をはかる時期がやってくる。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。

2015年3月27日金曜日

フトマニタロット シヌウ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、3月27日(金)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 前回に続いて「ゆり」が織り込まれた歌。

▼117シヌウ         
しぬう
しにぬうは もまわりそなう   
をんまつり さゆりのゑなの   
かみそうみける         

シに縫うは 百回り備う
御政(祭) 笹百合の胞衣の
神ぞ生みける

為すということは、百巻の文書を備えている
国家の政(祭)や、笹百合の花のように柔らかい胞衣に包まれ
神(赤ん坊)が生まれるようなものである

実行して(シ)、成し遂げる(ヌウ)ということは、国家の屋台骨を百種類もの文献に蓄積された情報や知識が支えて施行されることや、人の誕生においては母親の胎盤が赤ん坊にエネルギーや情報を与えて成し遂げられるようなものだ。サユリの花のような香しく美しい胞衣に包まれ、赤ん坊は誕生する。
何事かを為すためには、エネルギーや情報などを提供する十分な環境を整えることが大切。
「もまわり」の「モ」は百を意味する特殊文字。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。ただし、4月1日(水)は所用のためお休みします。代替日は翌2日(木)です。

2015年3月25日水曜日

フトマニタロット ヘハラ

おはようございます。本日もよろしくお願いします。
 本日、3月25日(水)午前11時より、午後9時(受付締切午後8時)まで、原宿占い館タリム(03-3497-5825)にて鑑定を行います。
 意味不詳の「ワサ」。日本でも自生するオニユリのムカゴ(珠芽)のことと解釈して、読んでみると、こんな風になりました。

▼050ヘハラ          
へはら
へのはらは はたまさゆりに   
なつらえて つきこもわさも   
はらむなりけり         

への孕は はたまさ百合に
倣らへて 継子もワサも
孕むなりけり

次世代(ヘ)を孕むのは、ハタマサ(未詳)百合に例えるならば、継承者も、ワサ(むかご)も孕むことなのだ。

百合(オニユリ)は、花が咲くころに葉の付け根に球根のような塊ができる。ムカゴ、もしくは珠芽(しゅが)と言われる。花が咲くときに、すでに未来に向けて、次世代を育み、継承の礎を作っている。したがって、百合のように、花の咲く、最盛期に、次世代を芽や継ぎ子を作っておくとよい。

*参考文献:『ヲシテ 上・下巻』池田満著 展望社 『新訂ミカサフミ・フトマニ』池田満著 展望社
*縄文文字ヲシテは、日本ヲシテ研究所が、意匠権・商標権を所有しています。
*タリムでの鑑定は水曜日、金曜日です。